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無料占いの落とし穴|SNS・AI時代に注意すべき危険ポイントと安全な占いの選び方
こんにちは、占い師の星野ユリアです🌙
最近は「占い 無料」「無料 占い 当たる」と検索すると、
アプリ・サイト・SNS・AI……と、いろいろな無料占いが出てきますよね。
でも、その一方でこんな声もとても増えています。
- 「無料占い、結局どれも同じことしか書いてない…」
- 「インスタの無料占いに申し込んだら、LINE登録や勧誘がすごかった」
- 「AI占いって本当に信じていいの?当たるの?」
この記事では、“占いの中の人”である私の視点から、
無料占いの落とし穴・SNSやAI時代ならではの危険ポイント・そして安全な占いの選び方を、できるだけやさしく解説します。
「無料だから安心」「フォロワーが多いから信頼できそう」――
そんな感覚でいると、思わぬトラブルやガッカリ体験につながることもあります。
まずは、無料占いが「当たらない」と言われがちな理由から見ていきましょう。
無料占いの落とし穴|当たらない理由と仕組みを占い師が解説
無料占いは「生年月日+統計」の簡易診断が中心
ほとんどの無料占いは、生年月日・星座・血液型などの限られた情報から、
「統計的にこういう傾向が多いですよ」という内容を返す仕組みになっています。
つまり、
- 「同じ日に生まれた人は、みんな同じ結果になる」
- 「生年月日が近い人は、かなり似た結果になる」
という世界観なんですね。
これは「性格の傾向」「思考パターン」をざっくり見るにはとても便利ですが、
あなた個人の今の状況や特定の相手との関係までは、どうしても拾いきれません。
AI自動生成が増え“当たって見える文章”が量産される構造
ここ数年で一気に増えたのが、AIによる自動生成タイプの無料占いです。
AIは、過去の膨大な文章データから「それっぽい文章」を作るのが得意なので、
- なんとなく当たっているように感じる
- 言い回しがうまくて、心に刺さった気がする
と感じやすい反面、あなたの状況を深く理解して書いているわけではありません。
「最近つらいことが多かったのでは?」「本当はがんばりすぎていませんか?」
このような文章は、多くの人に当てはまる“バーナム効果”を利用した表現です。
無料占いでわかること/わからないこと
無料占いは、「ざっくりした傾向」や「気分転換のヒント」としてはとても優秀です。
一方で、次のような内容は無料ではほぼ不可能だと考えてください。
- 特定の相手の気持ち・本音
- いつごろ動くべきかという「具体的な時期」
- 仕事や転職のような大きな決断
- 複雑な恋愛や不倫のような繊細なテーマ
このあたりは、どうしても個別の状況・心の状態・相手との関係性を踏まえた読み解きが必要になります。
ここから先は、無料の自動占いではなく人間の鑑定の領域だと思っておいてください。
SNS無料占いの危険性|Threads・Xで急増する「無料で占います」募集の裏側
フォロワー集めや副業占い師・AI占い師の集客に利用される
X(旧Twitter)やThreadsを見ていると、
- 「無料で占います」
- 「DMで鑑定します」
- 「フォロー&いいねで無料鑑定」
といった投稿をよく見かけるようになりました。
その背景には、
- 占い副業ブームで参入者が急増している
- AIを使えば占いっぽい文章が簡単に作れる
- でも、実際には思うように稼げていない人も多い
- 動画サイトでAI占い副業のやり方としてインスタやスレッズに登録を勧めているケースが多い。
という現実があります。
その結果として、「無料占い」をエサにしてフォロワーや見込み客を集める動きが増えているのです。
無料→DM→LINE誘導→定期課金の“典型的な流れ”
よくあるパターンは、次のような流れです。
- タイムラインで「無料で占います」と募集
- DMに誘導して、名前や生年月日、相談内容を聞く
- 「もっと詳しく見るならLINEの方が話しやすい」とLINE登録に誘導
- その後「定期鑑定」「サブスク鑑定」などの有料メニューを提案
もちろん、すべてが悪いわけではありません。
ただ、最初は無料のはずが、断りづらい雰囲気の中で課金させられるケースもあります。
占い師VS AI占い師の泥沼化で相談者が巻き込まれる現状
ThreadsやXの世界では、
- 本物の占い師
- AI占い師
- 占い副業勢
がごちゃまぜになり、お客さんの取り合いのような状態になっているところもあります。
内部の雰囲気だけで言えば、かなりカオスで、ちょっとした地獄絵図です。
その中に、悩みを抱えた相談者さんがポンと入ってしまうと――
- 誰が本物なのか、見分けがつかない
- 複数人に同じ相談をして混乱してしまう
- 「当たらなかった」「傷ついた」と感じても、誰も責任を取ってくれない
- 占いが合ってるかどうか、占い師じゃないと判別ができない。
(ユリアの場合は、たまたま知ったのですが「AIは数字の計算や問題が不得意で。例えば文字数カウントなど必ず間違える」といった背景があります。そのため、数字のからむ星の位置やグラフが関係するような占いには不向きという特徴を見つけました)

やはり、ここまで分かっても最後は占い師じゃないと気付けないと思いますので素人には難しいですし。場合によってはその占い師に聞いてもあってるのかも分からないと思います。

実際、試したところ。占い結果にファクトチェックしてというと。そのたびに違う結果が出てきたりしてな。正直、まだまだアテにできるレベルではないな。
インスタ無料占いの危険性|AIリール動画で量産される“偽インフルエンサー占い師”
AIリール動画で“プロ風占い師”が簡単に作られる時代
Instagram(インスタ)では、リール動画をAIで作り、占い師っぽい世界観を演出したアカウントが増えています。
・おしゃれな音楽
・綺麗な映像
・字幕やテロップも自動生成
これらを組み合わせることで、一見すると本物のインフルエンサー占い師のように見えてしまうのです。
フォロワー急増=信頼ではない(中身はAI自動占いのケース多数)
リール動画は拡散力が強いため、
- アカウント開設から間もないのにフォロワー数が異常に多い
- どの動画も「それっぽい」けれど中身が薄い
- コメント欄が「当たってる気がする」「すごい」など、あいまいな反応ばかり
といった特徴のアカウントも目立つようになりました。
でも、冷静に見ると中身はAIが自動で作った占い文のコピペだったり、
同じような内容を言い回しだけ変えているだけ、ということも少なくありません。
高確率で無料DM占い→LINE誘導ルートにつながる
インスタのプロフィールやストーリーズで、
- 「限定◯名無料鑑定」
- 「DMで無料占い受付中」
と告知して、そこから個別DM→LINE登録→有料メニューへという流れに持っていくケースも多いです。
うまく使えば出会いのきっかけになりますが、
「フォロワーが多いから大丈夫」「バズっているから安心」と、
中身を確認しないまま信用してしまうのはとても危険です。
本物かどうか?アカウント信頼性を見抜くチェックポイント
インスタ占いアカウントを見るときは、次のポイントをチェックしてみてください。
- 実績や経歴が、ある程度具体的に書かれているか
- 「誰にでも当てはまる」抽象的な言葉ばかりでないか
- プロフィールや投稿に、運営者情報やリンク先が明記されているか
- すぐにLINE登録や有料メニューに誘導してこないか
- 不安を煽る言葉(呪い・不幸になる・このままだと危険など)が多くないか
ひとつでも「ん?」と違和感を覚えたら、その直感はかなり大事にしてほしいところです。
AI占いの落とし穴|文章が整っていても“深い悩み”には不向き
AIは“あなたの状況・感情・相手の気持ち”を理解できない
AIは文章を作るのが得意ですが、人の心や、現実の細かな状況を感じ取ることはできません。
たとえば、
- 相手が今どんな状況にいるのか
- これまでどんな経緯があったのか
- あなたがどれくらい傷ついているのか
こういった部分は、相談者さんの声や表情、言葉の選び方から読み取っていく必要があります。

中にはAIの文章に納得がいかず、自分で手直ししてから納品されていた方がいたようですが。相談内容の余りの重さに疲弊して、稼げたけどやめたらしいです。

占いって相談内容の重さにもよるし、相手のことを考えるというエネルギーの使い作業なんだよな。
メンタルの弱い人には絶対にお勧めできない業種でもある。
恋愛・復縁・時期の相談がAIで当たらない理由
恋愛や復縁・結婚・離婚・転職など、人生の分岐点に関わる相談は、
ちょっとした言葉ひとつで受け止め方が大きく変わります。
AI占いは、どうしても「無難で、誰にでも当てはまる内容」に寄りがちなので、
- 一瞬はスッキリするけれど、結局決断はできない
- 複数のAI占いを見て、逆に混乱してしまう
という状態になりやすいのです。
AI占いの見分け方(無料占いにAIが潜んでいるサイン)
すべてを見抜くのは難しいですが、次のような特徴があるとAIの可能性が高くなります。
- どの結果も、テンプレのように似た文章構成になっている
- 「あなた」「相手」が誰でも当てはまりそうな書き方になっている
- 相談内容を詳しく書いても、返ってくる答えが浅い
- サイトやアプリのどこにも占い師の情報が載っていない
もちろん、AIが完全にダメというわけではありません。
「軽く方向性だけ見たい」「気分転換したい」ぐらいなら、うまく付き合うのもアリです。
ただ、本気で悩んでいるとき・人生の分岐点にいるときには不向きと考えておくと、安全です。
無料占いで一番危険なのは“個人情報”|プライバシーポリシーなき鑑定のリスク
個人情報の取り扱いが曖昧な無料占いの実態
無料占いサイトやSNS鑑定の中には、
- 運営者情報が書かれていない
- プライバシーポリシーが存在しない
- 問い合わせ先もメールアドレスも不明
といった、「この情報、いったい誰に届いているの?」という状態のものも少なくありません。
「占いに必要だから」でどこまで情報を要求されるかわからない
占いの性質上、
- 名前
- 生年月日
- 相手の情報
- 家庭や仕事の状況
- かなり踏み込んだ心の傷やトラウマ
といった、本来はとてもセンシティブな情報を扱うことが多いです。
それなのに、プライバシーポリシーもなく、
情報をどう扱うか明記していないところに、なんとなく気軽に相談してしまうのは、やはりリスクが高いと言えます。
プライバシーポリシー・商標表記が無い=絶対に注意
少なくとも、次の項目は必ず確認してほしいポイントです。
- 運営者情報(会社名・代表者名など)があるか
- プライバシーポリシーが掲載されているか
- 問い合わせ先が明記されているか
- 利用しているサービス名に商標表記などの配慮があるか
これらがひとつも無いようなサイト・アカウントは、
「無料だけど、情報を渡す価値があるか?」を一度立ち止まって考えてみてください。
無料占いはこう使う|安心して楽しむための“正しい使い方”
無料占いは“ヒント”として使うのがベスト
ここまでいろいろな危険性を書いてきましたが、
無料占いそのものが全部ダメ、というわけではありません。
むしろ、
- 今日はどんな気分で過ごそうかな?
- 今の自分の傾向を客観的に見てみたい
- ちょっとだけ背中を押してほしい
といった目的であれば、無料占いはとても頼もしい「ヒント集」になります。
使っていい無料占い(運勢・性格診断・軽い相性)
特に、次のようなジャンルは無料でも使いやすい領域です。
- 今日・今週・今月の全体運
- 星座別の傾向
- 性格診断・価値観診断
- 軽い相性チェック(友達・同僚など)
「ふ〜ん、今月はこういう流れなんだ」「こういう傾向、確かにあるかも」と、
ゆるく楽しむアイテムとして使ってあげると、無料占いとちょうどいい距離感で付き合えます。
不安な時に無料占いを連打するのは逆効果
逆に注意したいのは、心が不安定なときに、無料占いを次々と渡り歩いてしまうパターンです。
- Aという無料占いでは「うまくいく」と出た
- Bという無料占いでは「やめたほうがいい」と出た
- Cという無料占いでは「しばらく様子見」と出た
このように結果がバラバラになると、余計に混乱して、心が疲れてしまうこともあります。
無料占いを見て「少し気持ちが楽になった」「やることが一つ見えた」と感じられたらOK。
逆に、不安が増してしまう場合は、一度距離を置くサインだと思ってくださいね。
無料占いでは絶対に占えない領域|深い悩みに向かない理由
相手の気持ち・時期・未来は“無料の精度”では不可能
無料占いの枠組みでは、どうしても「個別の事情」や「タイミング」までは読み切れません。
- 彼・彼女が今どう思っているか
- いつ頃、どんな形で動きがありそうか
- この仕事や環境から抜けるべきタイミングかどうか
このあたりは、占いというよりも「状況判断+心のケア」に近い領域になります。
複雑恋愛・不倫・仕事の重大決断には不向き
特に、
- 不倫・複雑恋愛・三角関係
- モラハラ・DV・依存関係
- 退職・転職・独立などの大きな決断
といった相談は、「一言でスパッと切れる答え」が出せないことが多いテーマです。
このような内容を無料の占いだけで決めてしまうのは、かなりリスキーだと私は思っています。
AIでは白か黒か?でも人間の心理と心情にはグレーというものがあります。よって、完璧な回答=その人にあう回答ではないんです。
これらの問題に関して、情がまだ相手に残っている場合。「別れたほうがいい」→「通報した方がいい案件です」と言われても、納得いかない人は多いと思います。
まず、そこを聞きほぐすのも占いの本来の役目でもあります。
※あまりに度を越えてる場合、占い師も警察やその他相談機関を勧めるケースはあります。
誤った無料結果で余計に不安が増える危険性
無料占いの結果をきっかけに、
- 「不幸になる」と言われた気がして怖くなった
- 「相手は冷めている」と書かれて絶望してしまった
と、心が余計に揺れてしまうケースも実際にあります。
もしあなたが今、眠れないほどの不安・涙が止まらないほどのつらさを抱えているなら、
無料占いを渡り歩くよりも、安全な環境でじっくり話を聞いてくれる場所を選んであげてほしいな、と思います。
安全な占いの選び方|大手サービスが安心できる理由
個人情報保護(プライバシーポリシー・管理体制)がある
本気の相談をするなら、個人情報の管理体制はとても大切です。
大手の占いサービスは、
- 会社として個人情報保護法に沿って運営している
- プライバシーポリシーを公開している
- 問い合わせ窓口が明確
といった点で、「誰が責任を持って運営しているのか」が見えやすいのが大きなメリットです。
占い師に審査や実績確認がある
個人のSNS占いとは違い、大手サービスでは
- 鑑定歴・得意分野・人柄などのチェック
- ある程度の実績がある占い師さんを採用
- 利用者の口コミや評価が蓄積される
といった形で、最低限の「ふるい」がかかっています。
また無料ptを用意して、最初のうちはは色々試せるなど利用者を考えたシステムを採用しているところが多いです。
もちろん、相性の合う・合わないはありますが、
少なくとも「誰か分からない人に相談する」状態からは抜け出せるのが安心ポイントですね。

占いに限っていえば覚えれば誰でもできちゃいますし、占い師を名乗れます。ただ「人を占う」ということはエネルギーのいる行為であり、相手からきちんとヒアリングできないといけません。

某有名な占い師をまねてキャラを作ってくる人もいるが、それが足りなくてやはりリピーターのない人。また「外れる」と言われてしまう事はこの業界ではよくある。
押し売り・依存誘導を防ぐ仕組みが整っている
大手サービスでは、占い師側が好き勝手にやり放題、というわけではありません。
利用規約やガイドラインに反する行為があれば、注意や停止措置が行われることもあります。
SNSの個人間やりとりに比べると、
- 「今すぐ◯◯万円を振り込まないと不幸になる」
- 「この高額商品を買わないと呪いが解けない」
といった不安を煽る押し売りは、かなり起きにくい環境と言えます。
まとめ|SNS・AI時代は“占い選び”が一番大事
無料占いは“入り口”。うまく使えば心のヒントになる
無料占い=すべて危険、というわけではありません。
正しく使えば、生活の中のヒントや気分転換として、とても心強い味方になってくれます。
大事なのは、
- 「無料でわかる範囲」と「無料では無理な範囲」を見極めること
- 不安でいっぱいの時に、無料占いを渡り歩かないこと
この2つだけでも、だいぶ心の消耗を防げます。
SNS発の占いは“フォロワー数”より安全性を優先して
SNSやインスタの世界では、AIリールやきれいな画像で「それっぽく見せる」ことが簡単になったぶん、
見た目と中身のギャップがとても大きくなっています。
フォロワー数やバズり具合だけで選ぶのではなく、
- 運営情報やポリシーがきちんと書かれているか
- 不安を煽るだけの発信になっていないか
- すぐに個人LINEや高額商品に誘導されないか
といったポイントを、ぜひチェックしてみてください。
本音の悩みは“安全な場所”で相談することを最優先に
もし今、あなたが
- 誰にも言えない恋愛の悩み
- 仕事や将来への不安
- 心がすり減るような人間関係
を抱えているなら、「どこで、誰に相談するか」がとても大切です。
無料占いはあくまで入り口。
本音の部分を安心して話せる場所は、個人情報の管理や運営体制がしっかりしたところを選んであげてくださいね。
SNSやAIが当たり前になった今だからこそ、
占いそのものよりも「占いを選ぶ目」が、あなた自身を守る大事な力になってくれます。
今日もあなたに、少しでも安心と気づきがありますように──星野ユリアでした🌙

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