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【実話】てんとう虫が来た日にBIGの1等を3回も当選したPKCさんの話

開運・スピリチュアル・パワーポット

テントウムシが幸運のきざし、480万分の1を何度も当てた人の話

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〖実話〗てんとう虫が来た日にBIGの1等を3回も当選したPKCさんの話

※この話は昔のサッカーくじBIGの時代の体験記をもとにした読み物です。
当時はキャリーオーバーで最高6億、理論上の一等当選確率が「約480万分の1」と言われていた時代のものです。

現在のBIGはしくみも当選確率も当時と異なり、再現性を保証できるものではありません。
宝くじの購入や当選を勧誘する目的の記事ではなく、ネットに残された一人の人物の足跡を振り返る「実話ベースのエンタメ」としてお読みください。


BIGスレが凍りついた夜──PKCの“1等当選番号投下”事件

2015年4月。深夜の某掲示板、サッカーくじBIG関連のスレッドは、いつものようにゆるく流れていました。
「外れたー」「また3等か」「Sランクのクジ引いたのに……」──そんな書き込みが並ぶ、よくある夜です。
※Sランクとは当時賭博博士というサイトで、組み合わせを入れると的中率を計算してランクにしてくれる機能がありました。

そこに、ぽつんと一行だけ、こんな書き込みが落ちます。

「当たった……  どうせ信じてもらえないんだろ」

そう書かれたのは、よく当たってないけど当たったと言い張ってみたり、するいわば内輪ノリ見たなものがあったからです。

勿論、ここで起きるのはいつもどおりのツッコミ。

その後に続いたのは、半信半疑のレス。

  • 「はいはい草」
  • 「照会番号晒せよ」
  • 「どうせ釣りだろ」

そしてPKCは、静かに照会番号を投下しました。

そこでしばらくレスは途切れ、みんながtotoさいとで、入力して確認したのだと思われます。

それは、捏造がほぼ不可能な形式──桁数や並び、タイミングの整合性まで含めて、スレ住人が「本物」と判断せざるをえない代物だったのです。


当時のBIGスレ文化|誰も当たらなかった“事前晒し”の世界

少しだけ、当時の雰囲気を説明します。

当時のBIGスレには、「買った照会番号を事前に晒す文化」がありました。
くじを購入した人が、

  • 「これが今日の俺の勝負券」
  • 「当たったら祝ってくれ」
  • 「賭博博士でAランク!でも札幌勝利で広島負け!絶対あたらねえ」

と、半分はネタ、半分は夢を込めて照会番号を貼り付け、ドキドキしながら結果を待つ──そんな遊び方をしていたのです。

そこにさらす理由は一つ、

  • 事前晒しで本当に1等が当たった人は、ほぼいない。
  • 当選の話はたくさん出るが、捏造も多く、疑われるのが前提。
  • 「どうせ外れる場所」「夢を見るだけの場」として機能していた。
  • 事前晒しからの当選を夢見ていた

照会番号は、楽天・購入店側のルールに基づいた複雑な並びのため、それっぽく後からでっち上げるのはほぼ不可能です。

そのせいで、「事前晒しで当てた」と言い張るためには、購入前からその番号を抱えていなければならない

にもかかわらず、

  • 事前晒しで大当たりした人はほぼ出ない。
  • 「当たった」とだけ書き込む人は疑われる。

そんな“夢は見るけど、本物は滅多に出ない世界”だったからこそ、PKCの出現は異常だったのです。


PKCは事前晒しをしていなかった──それでも当選した異常性

重要なのは、PKCはその日に限って事前晒しをしていなかったという点です。

通常、スレ民はこう考えます。

  • 事前晒ししていない当選報告 → 「はい釣り」
  • 番号が変な形式 → ほぼ即座にバレる

ところがPKCは、

  1. 「当たった」とだけ書き込む
  2. 「信じないなら晒す」と言わんばかりに照会番号を投下する
  3. その番号で入力したら公式で当選画面がでる

という、スレ文化の“裏の裏”を突くムーブをしたのです。

その番号は、

  • 桁数
  • チェック用の仕組み
  • 購入タイミングと回次の整合性

これらすべてが噛み合っているように見えました。
スレにいた多くの住人が、「これ、マジのやつじゃないか?」と息を飲んだのも無理はありません。

事前晒しをしていないのに、本物としか思えない当選番号を提示した。
ここに、PKCという人物の“異常な立ち位置”が浮かび上がります。


杉野武人の証言:PKCに“運営サクラ説”が浮上した理由

ここからは、当時スレを追いかけていた杉野武人としての記憶を、補足という形で書きます。

杉野武人アイコン
あの書き込みは、正直“出来すぎていた”んです。
それまでのスレって、ほぼ全員が「外れたー」って言ってるだけの場所でしたからね。

そこに急に、照会番号まで揃った1等報告が落ちてきた。
多分大半は、公式に入れてハズレで「釣られた!」となるのを期待したのだろう。だが、結果はまさかの当選画面。

公式が嘘をつくはずがないからな、この時はまとめスレなどで大騒ぎになった。

しかし当選は一回にとどまりません、ミニGIG、そのほかの開催のBIGでまた一等を取るんです。

その結果、スレ内では一時期、こんな説が飛び交います。

  • 「運営のサクラじゃないのか?」
  • 「BIGの販促用に放り込んだ“演者”だろ」
  • 「こんなタイミングよく1等が出るわけがない」

理由は単純で、

  • 事前晒しで当てた人がほとんどいない
  • PKCは事前晒しをしていない
  • それでも、照会番号まで揃った1等当選報告を落としてきた
  • 数字の並びが“出来すぎていた”

からです。

杉野武人アイコン
それでも、私の実感としてはPKCはサクラではなかったと思っています。
台本に従う“演者”というより、「前兆に取り憑かれた、本物の異常者」に近かった。スレにいた人間なら、あの書き込みのテンションや、後から出てきた情報を見て、同じ感想を持つ人も多かったはずです。

 


てんとう虫の前兆とPKCの購入法則──“合図の日だけ買う”という異常行動

PKCに関するログを後から追いかけた人たちは、ある“奇妙な共通点”に気づき始めました。

それが、

「PKCは、てんとう虫を見た日だけBIGを買う」

という異様なルールです。

夢に出てきた日。
玄関先で見つけた日。
体にとまった日。
散歩中にやたらと目についた日。

PKCは、そんな「てんとう虫が強く印象に残った日」にだけBIGを購入していた──と読み取れる痕跡が、散発的に残っています。

もちろん、彼が全てを言語化していたわけではないので、

  • 本人の発言
  • 時系列の一致
  • 購入タイミングの傾向

などを総合した“検証班の推測”である部分も含まれますが、

「てんとう虫=自分にとっての合図」
と見なしていたのは、ほぼ間違いないでしょう。

ここで、ただの「運の良い人」から、
“前兆に運命を預けていた人”というイメージへと姿を変えていきます。


複数回の当選が示した“前兆と運気の一致”──PKCは一発屋ではない

もしPKCが、その1回だけの当選者だったなら、ここまで語り継がれることはなかったかもしれません。

しかし実際には、

  • BIG 1等(億単位)
  • mini BIG 1等
  • その他の高額当選を匂わせる書き込み

といった「複数回の当選」が時期を分けて現れています。

当時はリアルタイムで私も2ちゃんねるを見ていたから、複数当選や中止試合で満額に届かないもの。一等を取ったのは見ている。

記憶にある限りでは、他のコテハン名も含めると4から5回だな。

もちろん、全てが完全に一次資料で確認されているわけではなく、
公式に残っているのは「複数回掲載」までという慎重な扱いが必要です。

それでもスレ全体としては、

  • 「PKCは何度もデカいのを当てているらしい」
  • 「てんとう虫の話と回数が妙に一致している」

という印象が共有されていきました。

PKCは、一度だけ運に恵まれた人ではない。
“何度も世界線を渡ってしまった人”として、スレの中で神話化していったのです。

※令和7年の現在も、宝くじスレッドにはPKCさんの帰還を待つスレなどあります。


ユリアの読み解き:前兆は“人によって違うスイッチ”として働く

ここからは占い師・ユリアとしての視点です。

私は、前兆を「行動と意識のスイッチ」として見ています。

  • 何かに気づく
  • 気持ちが切り替わる
  • いつもと違う選択をする

その「スイッチの入り方」が、運の流れと噛み合うと、
大きな変化として結果に現れることがあります。

PKCはその極端なケースです。

  • てんとう虫を「自分にとっての合図」と決めた
  • その日だけ行動(購入)を起こした
  • その偏りが、結果として猛烈な強運と重なった

再現はできませんし、推奨もしません。
ただ、占い師として興味深いのは、

「誰にでも、その人だけが反応する“合図のパターン”がある」という点です。

それがPKCの場合は「てんとう虫」だっただけで、

  • ある人にとっては、特定の数字
  • ある人にとっては、特定の夢
  • ある人にとっては、ある人の言葉

かもしれません。

PKCの話は、「こんな化け物みたいな人が本当にいたんだ」という驚きと同時に、
「自分にとっての“合図”って何だろう?」と考えるきっかけにもなるエピソードだと思っています。


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